日常生活で皮膚を保護するプログラム

愛西市の皮膚科、とみよし皮膚科クリニック

とみよし皮膚科クリニック
お問い合わせ 0567-32-1112

〒496-0924 愛知県愛西市善太新田町十二上79-1

日常生活で皮膚を保護するプログラム


こんにちは。
GWが明けて、気付いたら梅雨入りしていたんですね。ジメジメした日が続きますが、皆様はお変わりありませんか。
私はお陰様で元気に過ごせております。

先月の4月24日、25日に行われた第37日本臨床科医会総会・臨床学術大会に参加させていただきました。東京開催でしたが、24日は現地開催とwebのハイブリッド開催、25日は東京に緊急事態宣言が発令されてしまい完全web開催でした。私は現地に行かず、自宅で二日間web参加させて頂きました。
この学会は臨床家に寄り添った感じの学会で、実際の現場ですぐ役に立つお話が聴けるため大好きです。
今回も勉強になるお話が聴けました。
中でも、杏林大学の木下先生の円形脱毛症のお話は、実際に患者さんからのご質問にどう答え治療を進めていくかの具体的なお話が聴けて良かったです。円形脱毛症でお困りの方に寄り添う治療ができるように心がけて参ります。
また、順天堂大学の植木先生の女性脱毛症のお話も分かりやすくて勉強になりました。女性のびまん性脱毛は、原因は一つではなくて複合しているという視点を頂きました。採血の必要性やお薬の確認などもしていかないといけないと感じました。
そのほか、手荒れ、帯状疱疹、赤ら顔やニキビ、デルマトスコープのお話、保険診療、新型コロナウィルスの話などを聴けました。
実際のご診察に生かして参ります。

ここ1年くらいweb開催に慣れてしまい、もう現地開催の学会なんて参加できないのでは?と思うぐらい体が締まりなくグウタラしてしまいましたが、少し食事に気をつけて来月横浜で開催される日皮会総会は現地に行って直接勉強させて頂けるようにしたいです。あと1ヶ月ないですが、、、。

今回もブログを読んで下さってありがとうございました。

手湿疹のお話を私達皮膚科医にいつも分かりやすく教えて下さる藤田医科大学ばんたね病院の矢上先生から、「手荒れで日常気をつけること」を日臨皮のご講演で教えて頂いたので、学会の復習を兼ねてメモしておきます。
コロナ禍で手洗いや消毒が増え、手荒れで困っていらっしゃる患者さんも多くいらっしゃいます。お役に立てば幸いです。

【日常生活で皮膚を保護するプログラム】

1.湿潤状態で作業するときは手袋を装着する。
2.保護手袋は適切に使用する必要があり、できる限り短時間の使用とする。
3.保護手袋は清潔で乾燥している必要がある。10分以上使用するときは、綿の手袋を着用する。
4.水や湯でなく、ぬるま湯で手を洗う。洗った後は手を乾かす。
5.手が目に見えて汚れていない場合は、石鹸による手洗いをアルコール消毒とする。
6.作業中は指輪を着用しない。
7.就業後や就寝前には、手に保湿剤を塗布する。日中はより軽い保湿ローションを使用し、就寝前にはより香りのない、脂質を多く含む保湿剤を使用する。
8. 保湿剤は手首、指先、背面など、手のいたるところに塗布する。
9.家事を行う際も保護手袋をする。

、、、あの、講義では少しお堅い表現なので↑ちょっと砕けて書くと、多分↓こんな感じです。矢上先生見てたら怒るかな。(絶対見てないから大丈夫。)

1.(調理、理美容、農作業、飲食業などで水を使う仕事)濡れ仕事、WET WORK、水を使う仕事の時は手袋をしましょう。
2.適切に手袋をはめ、手袋をしている時間は短くしましょう。
3.手袋を10分以上はめるときは、下に木綿の手袋をはめましょう。
4.ぬるま湯で手を洗い、手を洗ったらよく乾かしましょう。
5.明らかな汚れが手についていない場合は、アルコール消毒で大丈夫。
6.水仕事のときは、指輪を外しましょう。
7.仕事か終わったとき、寝る前には保湿剤を塗りましょう。日中は軽いローションタイプの保湿剤を、寝る前には油の多い保湿剤を使用すると良いでしょう。
8.保湿剤は指先から手のひら、手の甲、手首までまんべんなく塗りましょう。
9.家事の際も手袋しましょう。